
注目のマーケター、森岡毅
森岡毅氏は、日本のマーケティング界において、革新の代名詞として今注目のマーケターである。P&G、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、ハウステンボスなど、異なる業態での様々な成功実績を持ち、そして現在、2025年にオープンを予定している沖縄での大型テーマパーク「ジャングリア」プロジェクトを手掛けている森岡氏の視点と手法には、現代のビジネスパーソンが学ぶべき多くの要素が含まれている。
森岡毅
1972年、福岡県北九州市生まれ。
・神戸大学経済学部を卒業
・1996年P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ジャパンに入社
・P&Gでは主にマーケティング部門で活躍し、ファブリーズなどのヒット商品の立ち上げに携わる。
USJ時代(2010-2016)
2010年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)として入社。
・2011年より取締役に就任し、USJの再建に大きく貢献し、年間来場者数を790万人か1460万人に増加させる。
・「ハリー・ポッター」エリアの誘致や、「ユニバーサル・クール・ジャパン」の企画など、革新的な施策を次々と実現。
独立後
2017年、USJを退社し、株式会社刀を設立。
ハウステンボスや西武園ゆうえんちのテーマパーク再生に参画、その他様々な企業のコンサルティングや講演活動を行う2021年より、沖縄のテーマパーク「ジャングリア」プロジェクトを計画
著書
- 『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』
- 『苦しかったときの話をしようか』
- 『確率思考の戦略論』
- 『誰もが人を動かせる!』
- 『マーケティングとは「組織革命」である』
- 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか』など多数の著作を出版
森岡氏の特徴的な点は、大手消費財メーカーでの経験をエンターテインメント産業に応用し、データドリブンなマーケティング手法で成功を収めたことである。また、理論と実践の両面で成果を出し、その知見を書籍やセミナーを通じて広く惜しみなく共有しているという点も、現代のマーケティング界に大きな影響を与えている。
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